- 「福岡で平屋を建てたい・・・」
- 「平屋ってどうなのかな?」
- 「実際、平屋ってメリット・デメリットどうなの?」
という疑問や不安をお持ちかもしれません。
この記事ではこのような疑問にお答えします。
また、福岡で平屋・平屋住宅を検討される際に、知っておくべきことについて、お話させていただければと思います。
平屋・平屋住宅とは?
平屋・平屋住宅とは、1階のみで構成された住宅のことです。
一般的な戸建住宅は2階建てが多いです。それに対して、1階のみであれば、平屋と呼ばれます。
平屋・平屋住宅と2階建て住宅の違い
平屋建て住宅は通常の2階建て住宅と比べて、坪当たりの単価が割高になります。
2階建てであれば、同じ建築面積でも、平屋建ての1.5倍以上の床面積になります。総二階建て(1階の床面積と2階の床面積が同じ)であれば、2倍ですね。
平屋建てでも、屋根は必要ですし、壁も必要です。
2階建てとの違いは、壁の量と2階の床、基礎と屋根の量プラスアルファです。
この違いから、平屋建ての坪単価は割高になるのです。
平屋・平屋住宅のメリット
ここでは平屋・平屋住宅のメリットについて解説していきます。
ワンフロアで完結
平屋建て住宅のメリットは、ワンフロアで完結するところです。
2階建て住宅の場合、リビング1階、寝室2階であれば、寝るときにリビングから寝室まで階段を上がらなければなりません。負担になることには違いありません。
平屋建てであればワンフロアで完結します。リビングも1階。寝室も1階です。
1階と2階の上下動がなくなりますし、ヒザが悪い方にとっては身体への負担も少なくてすみます。また、階段での転落リスクもなくなるので、安全・安心に住むことができます。
他にも外観が安定感ある外観になります。どっしりとした威厳のあるイメージです。
メンテナンスコストが安くすむ
平屋は1階建てなので、足場を大きく組む必要がないです。
すぐに手が届くレベルの高さというわけではありませんが、脚立+αくらいで届くレベルの高さですから、何をするにしてもメンテナンスコストが安くすみます。
2階建住宅に大きな足場を組むだけで、30万円前後は覚悟しないといけませんから、その点では大きなコストメリットです。
耐震性にプラス
日本では地震が多いです。実際、福岡でも福岡西方沖地震が起こりました。
そういう場合、耐震性が高い住宅が好ましいです。
この点、平屋・平屋住宅は重心が低く安定しますから、2階建て・3階建ての住宅と比較して、地震や揺れに強い構造になる傾向があります。
また、台風といった災害についても、高さが低いので風圧にも耐えることができ、災害に強い住宅といえます。
老後も安心
また、老後も安心です。
これはワンフロアであるということなのですが、老後で身体が少し動きづらくなったとしても、上下動がありませんし、バリアフリーに作られていれば、老後も安心して暮らすことができます。
これは平屋・平屋住宅を希望される方のなかで多いメリットですね。
平屋・平屋住宅のデメリット
また、ここでは平屋・平屋住宅のデメリットについてもきちんと見ていきましょう。
割高になりがち
上述していますが、2階建住宅と比較しますと、割高になりがちです。
屋根面積が増えますし、基礎面積も増えます。そういう意味で割高です。
ただ、必要な面積を減らすことで割高感を減らすことも可能ですし、また、長期的なメンテナンスコストを加味すれば、逆に割安な家づくりとも言えます。
敷地が広く必要
デメリットのひとつが「敷地が広く必要」ということです。
平屋を建てるには、駐車場スペースも必要になりますし、建ぺい率・容積率の兼ね合いがあって、それなりに広い敷地が必要になります。
福岡で平屋・平屋住宅を建てるうえで検討すべきポイント
福岡で平屋・平屋住宅を建てる場合、検討すべきポイントがいくつかあります。
土地選びはきちんと検討しないといけません
デメリットでもお伝えしたように、2階建て住宅と同じくらいの床面積を必要とされる場合、どうしても建築面積、土地の広さが必要です。
全国調査からみても、福岡都市圏の土地の価格は、東京・首都圏、名古屋、大阪などの有名大都市よりは安いですが、ほとんどの地方都市(各地の県庁所在地含む)より高いです。
加えて、なかなか良い土地が出回らないというのもあります。 なかなか広くてよい土地を手に入れるのは、難しいのが現実です。
ただし、もし、すでに十分な土地をお持ちの場合でしたら、問題ありません。また、予算的に問題ない場合も、問題ありません。
加えて、夫婦二人だけで居住する場合など、2階建て住宅ほどの床面積が要らない場合も、問題ありません。
ケースによって、検討されるのがよろしいかと思います。
必要な床面積はもっと小さいかもしれません
平屋で床面積を広くすればするほど、2階建て住宅のコストと比して、かなり高額になります。
予算との兼ね合いがありますから、予算が豊富にある場合は、希望の広さで広い平屋にされるとよろしいかと思います。
一方で、予算がタイトな場合は、必要な床面積をもっと小さいものにすることで実現に近づきます。
設計力も必要になってきますが、各家族のニーズに合った広さを検討することが大切です。
平屋(半平屋)の施工事例
ここでは平屋(半平屋)の施工事例をご紹介していきたいと思います。
香住ケ丘の家@福岡市東区香住ケ丘
平屋部分に主に居住スペースとして、ご夫妻がお住まいになられています。
2階建の住宅部分には客間とご家族様の部屋が用意されています。