先日は知人にお誘いを受けまして、経営・財務の勉強会に参加してきました。私どもでんホームは百年を超える長期に渡って継続していく企業を目指し、建てていただいたお客様をずっとフォローしていくことを志向しております。
そのため、経営の安定「つぶれない会社づくり」のため、勉強し、努力しております。勉強した内容は自社の自己資本額などの決算書分析です。
これらの内容はもちろん経営についての話なのですが、これらの経営・財務の話は実は家づくりとも関係があります。
経営・財務と家づくりの意外な関係
それは「家づくりのファイナンシャル・プランニング」と経営・財務が近いのです。
「家づくりのファイナンシャル・プランニング」とは、いくらの予算が確保できて、建物・土地にいくら使えるか、そして、住宅ローンの支払い計画です。会社の経営で、倒産させないということは、お客様でいえば、マイホームの住宅ローン支払いを滞らせない、家計を黒字のまま維持するということと同じです。
では、具体的にどのようなことをすべきなのでしょうか?
まず、大切なのが「現状分析」です。
今、どのくらいの収入を得ていて、今後どうなるか。現在の貯蓄額はどのくらいで、同年齢と比べると多いか、少ないか。年収の何パーセントを貯蓄しているか。そういう分析をします。そうすると、家計の実態がわかります。
家計の実態がわかった後は「改善策と実行」です。
現状を改善するには、どのようなことができるか、を考えます。貯蓄額が少ないなら、天引き貯蓄を実行してみるなど。現状を改善するためにできることを何でも計画します。そして、次はどれから改善に取り組むか「優先順位」をはっきりさせます。そのあと、実行予定を組み、実行します。
会社が倒産してはなりませんし、住宅ローンが滞るのは避けたいものです。