髪がすごく伸びてしまっているので、早めにカットして坊主にしようとタイミングを狙っている竹内正浩です。
ずっと坊主だったんですけれども、一度タイミングを逸するとなかなか切ることなく、時間が流れてしまいますね。
さて、昨日はイベントがありました。
資金計画セミナーということで、人生にお金はいくらかかるのか。
住宅にいくらお金を使えばいいのか。
子育てに、老後にお金はどうなのか。
というようなことを日本でもトップクラスのファイナンシャルプランナーさんを講師にセミナーしていただきました。
その後に、本ブログを熱心にお読みいただいている方から、熱いご質問をいただき、熱く放談(笑)させていただきました。
そのなかで、自分で話しておきながら、なかなかいいことを言っているな、と思いましたことがあります。
それは「どうやって住宅会社を選んだらいいのか?」という話です。
住宅会社の選び方は人それぞれです。
外断熱や特別な工法がいいから。
デザインがいいから。
営業の人が熱心だから。
安いから。
色々あります。
人それぞれです。
では、業界人の自分なら、自分がお客様の立場なら、どうやって選ぶか、と考えますと、答えがあります。
それは「誰がやっているか?」です。
自分の家、一生の家を建てる住宅会社は誰がやっているのか。究極的には「人」です。
「A社の営業マンさんは動きが早いし、熱心に通ってくれているから・・・」
その営業マンは契約後も、そんなに熱心に通うと思いますか??
熱心にあなたの家に通うのは契約がほしいからで、契約して、完成後になったら、あなたの家に来たりしませんよ。
そもそもその営業マンは自社がマトモに家づくりしているかどうかなんて、わかってません。
建築のケの字も知らないのが営業マンなので。
住宅ローンと自社のウリと契約はできますけど、家は建てられません。
要は住宅建築をよくわかってない人を信用しているわけです。
僕はそんな人から家を買いたくありません。
真面目で真剣で責任取る覚悟があって、逃げない人。
真摯に向き合って、きちんとした知識を持って、仕事に向かっている人。
そんな人がいいですね。
外断熱でも内断熱でも、どんな工法でもいいんです。
メリットデメリットがそれぞれあるので、真面目で正義感の強い人なら、その人がベストと思うやり方をきちんと考えているはずで、そこは外れないからです。
要は「やっている人を信じられるかどうか」ということが重要なわけです。
たしかに熱心にされるとうれしいですね。
安いとよさそうですね。
外断熱もよさそうですね。
でも、そういうのは枝葉末節であって本質じゃないんです。
熱心にしてる人が大工仕事するわけではないです。
熱心でも、知識なかったら「ウソつき」です。
熱心でも住宅建築は手抜きします。
そんなものです。
熱心さは大切にしたいですが、本当にそれだけでいいんでしょうか?
安い高い、外断熱、そういうことで決めていいのでしょうか?
真面目な人は適正な価格です。
安い高いではなく、妥当な価格なんです。
真面目で正義感あったら、ぼったくりしません。
熱心だからって、真面目で正義感ある高潔な人間とはかぎらないです。
安い高い、外断熱とかじゃないんです。
結局、その住宅会社の人間はどんな人か。
それが大事なんです。
仕事柄、色々な人と会いますし、仕事を発注してますけれども、僕自身も相手の人間性をきちんと見極めていきたいと考えています。
でんホームも現場の職人さん方においてはいくつかの変遷がございましたけれども、それは彼らの人間性だったり、どのような人間かの判断で色々とあったわけです。相性だったりですね。
最終的には、でんホームとして、竹内正浩として、自信をもって住宅建築できているか。
誇りを持って仕事して、その仕事は胸張れるのか?
そういうところではないかと思うわけです。
プライドとか、責任感みたいなところです。
恥じない仕事をしていきたいものです。
なかなか人を見抜く目というのは難しいですし、自分自身まだ至らないところがございますけれども、よりよいかたちにしていきたいと考えながら、動いています。