ミャンマーチーク(ビルマチーク)と言えば、最高級の樹種として有名です。
それを「でんホームの新モデルハウスで使いたい!」ということで、ミャンマーチークの板材を買ってきました。
ミャンマーチークの板材を買ってきた(大川市で)。腰掛けに使います
チークとはどんな感じなのか。
とりあえず、写真をご覧ください。
▼でんホーム鳥飼ゲストハウスに使われたチークフローリング
こういう渋くて、上品な色合いと木目になるんですね。
チークと一口に申しましても、インドネシア産もあったりしまして、それはそれでいいのです。
ただ、インドネシア産が植林されたもので、ミャンマー産は天然物なので、ミャンマー産のほうが希少価値が高いです。
▼ミャンマーチークの原木・丸太
このくらいのサイズで数百万円以上しますね。
高いです。
せっかくなので、できればミャンマーチーク(ビルマチーク)を、と思い探しまして、大川市まで伺ってきました。
そもそも、なぜチークが最高級の樹種かと申しますと、耐久性が高いです。
劣化しづらいんですね。
また、水に強く、虫にも強いんです。
そして、渋い色合いがいいんです。
大型帆船や高級ホテル、公共施設、有名建築物など、よく見れば色々な場所に使われています。
▼丸太の先に穴が・・・
上の写真にわかりづらいですが、丸太の先に穴があるかと思います。
ここにロープをひっかけて、ゾウさんに運んでもらうそうです。
現地では自動車運搬ではなく、象運搬なんですね。
それで、「大川市で材木を買う?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
では、「大川」と言えば何ですか?
「家具」ですね。
大川家具は全国的に有名です。
では、家具の材料は?
そう、木です。
一般的な木造住宅で、チークは正直あまり使用されません。
それは高額だからです。
主に使われるのは家具です。
家具用の材料として、チークの板材が周辺の木材店に置いてあるわけで、それを買い付けに行きました。
▼チークやローズウッドなどの最高級の木材がたくさん在庫してある倉庫
それで、買い付けたミャンマーチークの板材がこちらです。
▼ミャンマーチークの板材
・・・きれいじゃない。
そう思われた方もいらっしゃるかと思います。
それはまだ荒材だからです。
粗い状態だからです。
これをカンナがけして、キレイにしていくと、すっごく美しくなるんです。
すでに木目がきれいなので、仕上がりもきれいになると予想できます。
それで、買ってきたミャンマーチークの板材は玄関の腰掛けに使う予定です。
モデルハウスが完成した後に、ぜひ、座り心地を試していただければと思います。
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