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「家づくり、いくらくらい必要??」【家づくりのリアルな流れ(不定期連載)】第1回

これまで色々とブログ記事を書いてきたのですけれども、家づくりについての体系だった話をしたことがなかったことに気づきました。家づくりの体系だった話というのは「実際に家づくりはどういう流れになっているのか?」ということです。

そこで、家づくりの実際を、リアルな流れを、徹底的に明らかにしていきたいと考えています。実際の事例を用いながら、家づくりのリアルな流れをご理解いただければ、幸いです。気合を入れて書いていきますので、不定期連載ということになりますが。

さて、「家づくりのリアルな流れ」第1回は「家づくり、いくらくらい必要??」です。

家づくりの流れですが、カンタンに言えば、

・土地を確保する(自分が持っている土地、新しく買う土地etc)
・家をプランして、見積り
・建てる

以上になります。
これに住宅ローンがかかわってきます。

それで、具体的なお金の話になってくるのですが、「家づくり、いくらくらい必要??」ということに対しては、基本的に「いくらぐらい、住宅にお金をかけるか?」という答えにもなります。

ある人は「あんまりお金をかけたくない」と言い、ある人は「こだわりの良い家を建てたいので、お金をかけたい」と言います。それは人によるように思うのですが、でんホームのような注文住宅会社にご依頼くださる方はこだわりをお持ちの方が多いので、予算も大きいです。

ということで、予算は人によるかとは思うのですが、でんホームでは建物で大体30坪で1800万円から、屋外給排水工事や外構工事、ロールスクリーン・ブラインドなどなどのコミコミで約2100万円くらいから、という感じ(かなりオープンな表現ですが)ですので、それに土地コストが加わると、大体のイメージがつくかと思います

もちろん、標準的な仕様から離れたこだわりの家を建てたい、平屋にしたい、という場合は坪あたりの費用がアップされますから、もっとお高い感じになります

ざっくりとしたイメージで資金計画を立てる場合は「自己資金+住宅ローン」が総予算イメージで、「土地コスト+建物コスト」をそれにマッチさせるという流れです。

もちろん、詳細な資金計画を立てたい場合は、でんホームまでご連絡ください。
【お問い合わせフォーム】

たとえば、自己資金300万円+援助金300万円の合計600万円だとすると、自己資金600万円
住宅ローンで3400万円を借り入れるとすると、合計4000万円の予算です。

諸費用なども含めて、建物コストがざっくり2400万円とすると、土地は1600万円(諸費用込で)が予算枠となります
そういった予算枠の取り方をされるとよろしいように思います。

この事例でもおわかりかと思いますが、住宅建築においては「自己資金(援助金含めて)」と「土地」はポイントです。

自己資金が多いと、住宅ローンの借り入れが少なくてすみます
合計4000万円の予算でも、自己資金1000万円(援助金込)あれば、住宅ローンは3000万円です。
自己資金が100万円なら、住宅ローンは3900万円です。

援助金と言っていますが、ご両親からの援助だったり、祖父母様からの援助がおありな方も結構いらっしゃいます。

私はお金の話に詳しいほうだとは思うのですけれども、現在の政治の流れから見て、相続税の強化が図られています。ですので、遺産相続などで相続税を負担しなければならないケースって結構増えてきているのです。基礎控除の減額などで課税強化の流れです。

亡くなったときの税金負担が大きいので、事前に贈与されたり、相続税対策の一環として援助される方もいらっしゃいます。賢いアプローチだと思います。ただ、親に頼る、祖父母の頼る、という見え方になりますので、遠慮される方もいらっしゃいます。それは考え方次第だとは思います。ただ、個人的には結局はお国に相続税として払わないといけないことになるのであれば、家族のために使ってもいいのでは?と思っています。

とにかく、自己資金が多いほうが有利です。
ただ、そうもいっていられないのが現実というもので、実際は頭金・自己資金がそこまでなくても、住宅を建てられます。その場合は住宅ローンの支払い金額をきちんと支払い続けられるかどうかを確認されてください。

もうひとつのポイントが「土地」です。

事例の場合、建物コスト2400万円・土地1600万円ということですので、合計4000万円が必要と言いましたが、もし、親族の方の土地だったり、相続された土地がおありな場合は、途端に負担が減ります

4000万円-土地1600万円=2400万円

ということで、建物コストの負担だけで、家が建つわけです。
住宅ローンも、自己資金1000万円(援助金込)であれば、たったの1400万円ですみます。

土地を自分で持っていたり、親族にもらえたり、親の土地だったり、祖父母の土地だったりすると、家づくりにかかるお金はグッと減ります

つらつらとお話してきたのですが、結局、家づくりにいくらお金をかけるかはその人次第ですし、また、いくらかけられるのかも、その人によって異なります。

あなた自身の置かれた状況を整理されて、まとめられるとよろしいのでは、と思います。

資金計画をご一緒に考えられたい方はでんホームまでご連絡ください。
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