最近はあまり、集まり・イベントごとには参加していなかったのですが、
友人の薄田泰代さん(最変端の会主宰)の開催するトークイベントに参加しました。
▲トークバトルの案内カード
とりたてて、何かを学ぶ!という意識があって伺ったわけではなく、
薄田さんが面白い企画しているようだから、ということで伺いました。
有名人、著名人ではなく、比較的身近な面白い人をフィーチャーして
トークバトルを開催されたそうです。
トークバトルといっても、本当にバトルしてたわけではなく、
なごやかなムードでトークしていました(笑)。
ゲストは、和央ゆうかさん(ヲタク・アニソンバー経営、ニューハーフ)と
善有(小田携)さん(真宗大谷派 宝樹寺 副住職)。
トークバトルでタメになったこと
最近のアニメなどは「善」「悪」の区別があいまいになっている、ということです。
かつての昭和アニメなどでは善悪がはっきりしていました。
勧善懲悪という感じですね。
たとえば、仮面ライダーではショッカー(悪の組織)があって、
それを倒す正義の仮面ライダーがいる、という構図。
しかし、現在の平成アニメでは善悪があいまい。
はっきりしていない。
その境は「ガンダム」にあるのではないか、というもの。
「ガンダム」では連邦軍とジオン軍の対決であり、人対人。
どちらが明確な正義ではないということです。
他に小ネタとしては、
・元々、仮面ライダーは武器がなかった
ライダーキックが有名なように、武器を持たなかったそうです。
ただ、現在はおもちゃが売れるから、ということで、武器がつくられているそうです。
他に学んだこととしては「徳」という意味。
「徳」の漢字の左側「行人偏」は「行動」という意味。
右側の上は「直」という意味。
右側の下は「心」。
つまり、「素直な心で行うこと」という意味が「徳」となるわけです。
話は変わりますが、和央ゆうかさんは末期がんを手術され、
余命3ヵ月の状態が今は3年目だそうです。
死を実感されると言葉の重みが違いますね。