でんホームでは「安全」「安心」「価値」をモットーに活動していますので、地震に対する部分、つまり耐震性についてもきちんと考えて建築しています。
たとえば、でんホーム新モデルハウス「でんさんち」では耐震等級3で、かつ減震システムを加えています(それぞれオプション)。
耐震等級は1-3までに分けられていて、建築基準法と同程度の建物の場合が1。等級1の1.25倍で等級2。等級1の1.5倍の地震に耐えられるのが等級3になります。一番いい部類になります。
でんホームの標準的な家の場合で耐震等級2になります。これはコストバランスでそうなっています。よりグレードの高い耐震性をお求めの場合はオプションで追加費用で可能になります。
「でんさんち」では、さらに追加オプションで減震システムを導入しています。減震システムとは躯体に地震のエネルギーが伝わる前に摩擦により減震させることで、大型地震の揺れを半分にまで減震させる仕組みのことです。建物と基礎の間に減震装置を入れることで、それが可能になります。
でんホームの家の骨組みは?
でんホームの家の構造材は4寸角(120mm角)の杉の無垢KD材(乾燥木材)です。一般的には3.5寸角(105mm角)なので、1.25倍くらい太くて丈夫です。もちろん、地震にも丈夫です。
▼左が120mm角の杉、右が105mm角の杉
▼断面になると、太さの違いがわかります
福岡・北部九州の山林保護と地産地消の観点から、でんホームでは北部九州の杉の活用をすすめています。山は県をまたいで連なっていますから、福岡県産材というのはなかなか難しく、北部九州材となります。
さらにでんホームでは高い耐震性を求めて、耐力面材として「モイス」を使っています。「モイス」を4寸角の杉の周りの壁に使うことで、高い耐震性を発揮するよう設計されます。
耐力面材「モイス」とは?
でんホームでは一般的に使用されている筋交い、構造用合板などの代わりに消石灰・硅砂・バーミキュライトなどの天然素材から構成されている耐力面材モイスを採用しています。
▼モイス
モイスは天然素材でつくられた建材で以下のような効果があります。
・リサイクルできる
土に戻り有機肥料や農・園芸用資材として再利用することができます。実際に「でんさんち」では外構・庭部分にモイスを砕いて肥料としています。
・地震に強い
・シロアリに強い
シロアリが好む成分を含まない為、防蟻処理が不要です。
・有害物質の吸着・分解機能
ホルムアルデヒドの吸着・分解をします。
・火災に耐える
・調湿・保湿性
高い調湿機能があります。
以上のような設計をすることで、「安心」「安全」「価値」ある住まいにすることができると考えています。
[でんホーム新モデルハウス記]