梅雨があけて、とっても暑い日が続きます。
ゲストハウスにある木々にも水やりをこまめにしなければなりません。
木が弱りますので。
さて、お客様と打ち合わせを色々していくうちに感じたことがあったので、
ちょっと雑感をお話します。
テーマとしては「新しい住宅会社のデメリット、メリット」です。
当然、私たちでんホームは新しい住宅会社です。
設立から実質的には1年くらいといったところで、
まだまだスタートしたばかりだと感じています。
他にも、全国・福岡でも新設の住宅会社がいくつかあります。
住宅業界は「衣・食・住」と言われるように、
人の生活に密接不可分の関係にありますから、
歴史が長く、業暦の長い住宅会社が多いです。
2代目、3代目、4代目、5代目、、、なんて会社もあります。
ですから、業暦の短い、新しい住宅会社。
業暦の長い、古くからある住宅会社。
それぞれにメリット、デメリットがあるなーと感じます。
表裏一体ですが。
新しい住宅会社のデメリット
大きなデメリットは「仕事がシステム化されていない」ことです。
新しいがゆえに、仕事をこなした回数が少ないので、
仕事が体系立ってシステム化されていないのです。
ある意味、「ゆるい」という感じでしょうか。
業暦が長い会社だとワークフローが確立されているので、
ある意味、流れ作業で、流れるように仕事がなされます。
ゆるく、あいまい。
キチッ、キチッとした仕事ぶりがお好みなら、業暦が長いほうがいいでしょう。
新しい住宅会社のメリット
反対に、新しい住宅会社は、
その新しさゆえに、大きなメリットがあります。
それは「熱心で、集中してケアされる」ことです。
前述のように、業暦の長い住宅会社は数が多いので、
流れるように仕事ができます、、、が、
反面、多くのなかのひとつにすぎません。
これまで1000棟建てていれば、1/1000なのです。
経験は素晴らしいですが、
会社から見ると、1000棟のうちの1棟扱いではあります。
これは悪いわけではないですが、気持ちの問題ではあります。
これが新しい住宅会社の場合、仕事がそんなにポンポンあるわけではないので、
ひとつのお仕事に熱心に、集中できます。
1/1000ではなく、1/2とか、1/1だったりします。
なので、気合いの入りかたが違うわけです。
1/1000だったら、できないことでも、
1/1なら、価値ある、自分の人生に残る1棟だから、という気持ちです。
熱さ、熱心さ、集中度、ケアの深さ、そういうところがメリットです。
色々と述べてきましたが、結局は気持ちの差ではあるかと思います。
私ども、でんホームに翻ってみてみると、
やはり新しい住宅会社ですので、お客様にご不便、ご迷惑を
おかけすることも多々あります。
申し訳ないです。
ただ、そこは新しい住宅会社の気概というか、やる気がありますので、
できうる最大のお役立ち、熱さ、熱心さ、集中度、ケアの深さといった面では、
どの会社にも負けないと考えています。
なにより、新しい住宅会社ということで、
海のものとも山のものともわからないところに
声がけいただいて、お客様になろうと思っていただけたご恩に、
必ずや報いるという意思、義理というところに強いものがあるのです。
数年後、十年後、数十年後、
「でんホームの最初のころのお客様だったんだよ」
という自慢が絶対にできると信じています。
新しい住宅会社にはデメリットもあります。
ただ、メリットも大きいです。
信じていただけましたら、幸いです。