早いもので、もう2012年も終わりです。
今年はゲストハウス用地を取得して、建築計画、建設着手といった一年でした。
でんホームの鳥飼ゲストハウスプロジェクトは、現在は基礎を完了させて、年越しとなります。
今後の流れとしては、1月8日、9日に上棟。
※上棟とは、構造体、住宅の骨組みを組み上げることです。
9日には、餅まきも予定しています。
以降、外装、内装を作り上げていきます。
さて、私たちでんホームの家づくりでは、その住宅の骨組みとなる木材にもきちんと気をつけています。
でんホームでは、基本的に木材は地域材、北部九州の木材を中心に活用していきます。
それは、その地域で建てる住宅はその地域で育った木材で建てるのが、好ましいということ。
また、わざわざ諸外国から、木材を輸入して使うのではなく、地域の木材を使い、山に植林し、また活用するという循環が大切であると考えているからです。地域を大切にしていきたいですから。
さて、でんホームのゲストハウスでは、このような木材を多用しています。
樹齢100年はゆうに超えている北部九州産の杉です。
生まれて100年以上のちに、私たちの手で「でんホームゲストハウス」の一部となります。
この杉も管理されている方が手をかけて育てたもの。
世代を超えて、受け継がれてきたものです。
今回のゲストハウスは一本一本の柱、梁に触れ、感じてきました。
時間はかかりますが、でんホームのお客様にも、このような体験をしていただきたいですね。
あのとき触れた木が、自分の家の一部になる。
そういう体験をぜひ、味わっていただきたいと考えています。
2012年、ありがとうございます。