以下はまったくの私見です。
私の個人的な意見、主観で感じたことをお話しているだけですので、ご了承ください。
私は小学3年生のとき、9歳のときに父を亡くしました。
色々と普通の人とは違った環境で過ごしてきたと思います。
父が亡くなって気付いたことの一番は「人はいつか死ぬ。遅かれ、早かれ」ということでした。
私はそのことに気付いてから、「人の人生」というものに異常なまでの興味を持つに至りました。
人の一生。
つまり、その人がどこでどういう環境で生まれ、育ち、経緯を経て、今に至るのか。
そして、これからどうなっていくのか。
私は会う人、会う人、それぞれの人生に大変強い興味を抱いてきました。
その過程でわかったことがいくつかあります。
そのひとつが「人間関係」についてです。
「人間関係」は、人と人とのつながりが重要な社会において、大切なことだと思います。
ビジネス的にも大切ですし、生活的にも大切です。
ただ、「人間関係」をうまく築ける人とそうでない人に分かれてしまうのも事実です。
では、その差はどこから生まれるのでしょうか?
ひとつは「経験」です。
これまで、どういう経験をしたか。
たとえば、部活動でもまれたり、社会人になって上下関係などもまれたり。
新規開拓の営業でもまれたり。
色々な経験をすることで、人間関係を構築する能力が高まります。
もうひとつは「親との関係」です。
これは素地の部分であると思います。
うまく人間関係を築けない人、うまくコミュニケーションをとれない人のある一定の割合の人は「親との関係」がうまくいっていない率が高いようです。
「親との関係」が冷えきっていて、仲が悪い。
親にあまりかまってもらえなかった。
親に愛されなかったように感じている。
理由はいくつもあるでしょうが、要は「親との関係」がうまくいっていないということです。
これは親自身の問題でもあり、同時に自分自身の問題でもあります。
多くは「親への許し」を与えられていないことがあるように思います。
本当は親に感謝すべきこと、親のことを大切だと思っていること。
それらは多いです。
ですが、なかなか感謝できない。
さらに、親にかまってもらえなかったこと。
反対に、それは自分のために奮闘していたからかもしれませんし、あなたを想ってそうしたのかもしれません。
あなたはそれを知っているけれども、心の底からは許し切れていない。
そういう事情があるかと思います。
人間関係と親との関係には、密接な関係性があるように感じます。