お金の話

返済金額は今の家賃+αが理想的 :安心のための「住まいのお金」5つのポイント その3

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2.返済金額は今の家賃+αが理想的

毎月の返済金額は「今の家賃+α」が理想的です。
その範囲であれば、おおむね毎月無理なく返せる金額だからです。
今の生活スタイルを大きく変えることなく、返済できます。

「現在の家賃・駐車場代 + 住宅購入のための積立 - 購入後の住宅諸費用 = 毎月無理なく返せる金額」

一般的には返済額が収入の25%以下を目安にします。
ただし、マイカーローンなど、他のローン返済がある場合は、これらを含めた割合にすべきです。

また、ボーナス返済は会社の業績に影響を受け、変動することがありますから、なるべく避けたほうが無難です。
利用するとしても、あまり依存しないように返済額を抑えることが大切です。

購入後の住宅諸費用については、毎年かかる固定資産税、光熱費の増加分などです。
他には住宅ローン控除といったお金が戻ってくる制度もあります。
※借入金額については、配偶者や親の収入を合計した収入にすることで借入金額を増やせる可能性があります(収入合算)。

もし、現在、自動車を持っていて駐車場を借りている場合、新築一戸建てを買われる際には敷地内に駐車場をつくることができることが多いですので、その場合は駐車場代が浮きます。その分も返済金額に含めることもできます。

返済金額については、本質的にはライフプランの観点から導き出すべきです。

住宅購入だけでなく、出産、教育、進学、定年退職といったライフイベントがあります。
また、支出でも、住宅だけでなく、自動車、保険、教育費がかかります。

せっかく最高のマイホームを手に入れても、それ以外が不満足だと、本末転倒です。
ライフプランの観点からみて、人生でかかるお金は「住宅」「自動車」「保険」「教育」が大きい割合を占めています。

これらも合わせて計画することが大切です。
ライフプランから返済金額を導き出して、その金額の範囲内でわが家をお建てください
厳しい経済環境ですから、無理のない範囲での住宅ローンをご検討されるのが大切です。

でんホームでは「お金の勉強会」として、ライフプランの観点から「お金のはなし」をしています。
たとえば、弊社の竹内正浩は福岡市内で小中高大とすべて国公立へ進学しました。
その竹内正浩には実際にどのくらいの教育費がかかったのか、実際の数字を算出しています。

その他、ライフプランから住宅のお金のはなしについて考える機会を無料(もしくは500円程度)で提供しております。
ご興味のある方はでんホームまでご連絡ください。
でんホームへのお問い合わせはこちらのリンクから

勉強会などを通して、知識を得ることで、賢く節約することができます。
生活スタイルを変えることなく、貯蓄を増やすことができます。

貯蓄がある程度増えてきたら、資産運用するのもよいですが、繰上げ返済を実施して、早めに返済することをお勧めしています。
繰上げ返済を行うと、返済期間が短くするか、月々の返済額を減らすことができます。
早めに繰上げ返済をすると、総支払額を大きく減らすことができます。

ただし、金融機関によっては繰上げ返済に手数料を請求するところがあります。
どこから住宅ローンを融資してもらうかは返済プランを考えた上で選ぶことが大切です。