色々とよくしていただいている横田尚哉さんからfacebookで連絡をいただきました(facebookがいかにメッセージ機能としての普及をしているかがわかります)。
内容を拝見すると、まだ発売されていないご著書のパイロット版を読ませていただけるとのこと。
ありがたい。
…..ということで、読ませていただきました。
パイロット版です
横田尚哉さんはすごい方だ。
GE(ゼネラル・エレクトリック)の改善手法をアレンジして、10年間で総額10兆円分の公共事業の改善にのりだし、コスト縮減総額2000億円を実現させた実績の持ち主。大手建設コンサルタント会社の本社部長から独立して、株式会社ファンクショナル・アプローチ研究所 代表取締役をされています。
ご著書も『問題解決のためのファンクショナル・アプローチ入門』『ワンランク上の問題解決の技術《実践編》』(ディスカヴァー刊)を書かれています。また、2010年にはTBS放送系列の「情熱大陸」にて特集が組まれたほどのお方。
本書「ビジネススキルイノベーション」はプロフェッショナルのために、次世代リーダーになる方に向けたビジネススキルの本です。
響くのは、最後のほうにある「エピローグ」の部分。
「スキルが身につけられる人は4%しかいない」と指摘しています。
受講者100人にあるスキルを伝えたとしたら、知識として知っているのは100人中100人です。しかし、実際に行動に移して試すのは20人。さらにそれを継続して自分のものにできるのは、4人だけ。他の96人は、何か理由をつけて断念します。
ということで、学び、即、行動していきたいと思います。
さて、個人的に興味深かったこと(&行動していくこと)としましては、まず、「時間の質をコントロールする」の部分。
時間の質をコントロールする
私はメールを読むと、原則5秒以内に返信することにしています。返事が遅くなるほど余計な言い訳が必要になりますが、すぐに返信すれば、たいていは「了解」や「拝受」の一言で済みます。
ただし、内容を吟味したいメールに関しては別の取り扱いをします。返事を書く時間的余裕があっても、あえて本題には触れず、メールを受け取ったという旨だけを返信し、未読フォルダに戻すのです。
意図的に本題に触れずにおくのは、時間を置くことによって知的熟成が起きることを期待しているからです。
最近、メールを送っても、返事をしない人がぼちぼち多いように感じます。
おそらくは読んでいるのでしょうが、送ったほうはわかりません。
「了解」「拝受」だけでも、送ったほうは安心しますし、原則5秒以内にスピーディに返信してもらえると、送ったほうもありがたいものです。
もちろん、内容次第では、知的熟成を待つべく、短い返信後に、きちんと返信することも大切です。
あと、個人的に活用していきたいと思ったのが「0.5秒トレーニングで感性を磨く」です。
ランチを食べにお店に入ったら、注文するメニューを0.5秒で決める。これだけです。
知性ではなく、感性。
左脳的に判断するのではなく、右脳的に判断する。
決断・判断のスピードをどんどん高めていきたいものですね。