現在、住宅ローンを利用して住宅を取得等された場合、一定の要件を満たす方については「住宅借入金等特別控除」の制度を利用できます。制度を利用すると、所得税の減税を受けることができます。
でんホームは注文住宅会社ですから、新築一戸建てをご購入される場合の要件についてお話させていただきます。
新築住宅の場合、「自己の居住の用に供する家屋で新築又は建築後使用されたことのないものを取得したこと」、「床面積が50平方メートル以上であること」「その家屋の床面積の2分の1以上が自己の居住用であること」です。
床面積の半分以上が自己の居住用で50平方メートル以上、新築住宅を取得した方なので、たいていの場合当てはまっている要件であると思います。この住宅ローン減税は中古住宅、増改築などの場合でも適用できます。ご検討される方は、税務署などにご相談ください。
住宅ローン控除(住宅ローン減税)の内容
この住宅ローン控除という制度、これは住宅ローンを利用して購入した場合、最大で年末のローン残高の1%が10年間、所得税から控除されるという制度です。2012年入居の場合、対象となるローン限度額が3000万円、合計最高控除額は300万円です。最高300万円まで、減税されるわけです。ただ、2013年にはローン限度額2000万円、合計最高控除額は200万円に縮小されるようです。
写真は給与所得について年末調整を受けた方が、住宅借入金等特別控除を受ける場合の申告書の書き方について書かれた書類です。
現在は臨時措置として、このような住宅ローンを利用される方向けの減税措置が実施されています。住宅を新たに取得される方にとっては、プラスになる情報かと思います。減税で税金が還付されるケースもあります。一戸建てを新築するにはお金が要りますから、ありがたい話です。該当される場合は、活用いただくとよいかと存じます。