先日開催しました『朝活☆住まいづくり概論 第2回』。
そこで代表 藤本香織が申し上げていたことと同じ話ですが、住まいづくり・家づくりで大切なことのひとつが「優先順位をつける」ということです。
住宅を建てる上での優先順位の大切さ
「いくらでもお金がある」「家に数億円かけようと思っている」
そういう人をのぞいて、理想を追求した完璧な住まいはありえません。
それは純粋にお金がかかるからです。
たとえば、大濠に家を買いたいとします。地番で「大濠」はエリアとして少ないです。大体、坪単価で150-200万円です。60坪の土地だとしても、1億円くらいは土地にお金がかかります。大濠公園そばの大濠という地域に一戸建てで住むには土地だけでそれくらいするというわけです。もっと広い土地がほしいのであれば、当然もっとお金が要ります。
そのため、予算に限りがある以上、「どれが一番ほしくて」「どれがなくてもいいか」という優先順位を決める必要があります。考えるポイントは下記動画で代表 藤本香織が述べているように「誰のため」「何のため」「本当に必要なものか」という自問自答です。
土地探しでいえば、たとえば「閑静な場所」「車で天神まで15分」「教育環境のよいところ」を優先していくとします。その場合、たとえば、スーパーに特に近くなくてもいい、駅やバス停からちょっと離れていてもいい、というような項目は優先順位が低いことになります。
もちろん、すべてが完璧なものであるのがベストです。しかし、現実的にそれは不可能です。ありえません。すべてが完璧な土地、すべてが完璧な住宅は、すべてが完璧である以上、金額も非常に高いのです。
優先順位は、その人の家庭環境や将来の生き方、人生観が出ます。夫婦や家族での人生観の擦り合わせです。議論して、納得するまで語り尽くしてから、優先順位を決定することで、素晴らしい家づくりができます。