プロフェッショナルサービスビジネスを成功させるには、3つの考慮すべきポイントがあります。
1. What?(何を?)
2. Who?(誰に?)
3. How?(どのようにして?)
の3つです。
1. What?(何を?)
競合他社との差別化/サービス・商品戦略/価格戦略=What
2. Who?(誰に?)
顧客戦略/地域戦略=Who
3. How?(どのようにして?)
時間管理戦略/マーケティング戦略=How
この3つを考慮していくことが、自己分析であり、戦略を考えていく上で重要です。
1. What? (何を?)
競合他社との差別化/サービス・商品戦略/価格戦略=What?
考えるべきテーマ:
顧客に自社のサービスをアピールするためには、提供するサービスが、どのようなもので(定義)、ライバルとどのような違いがあるのか(差別化)を明確にしなければなりません。※ただし、定義は比較的容易(資格業のサービスは一般に認知されているため)な場合も多いです。
「ライバルとどのような違いがあるのか(差別化)?」
激化する競争のなかでは、この差別化が重要になってきます。
一番効果的な差別化は「何かのセグメントで一位をとること」です。
※セグメント=細分化された市場のこと。
「何かのセグメントで一位をとること」
「何かのセグメントで一位をとること」を実現する方法論のひとつに、セグメントの定義があります。あるニッチ市場(小さな市場)において、40%以上のシェアがとれるようなマーケットセグメントに定義することで、一位のとれるセグメント設定をします。
セグメントの定義の仕方例:
1. 営業エリアを縮小、フォーカス(絞る)
ライバルの戦略リサーチして、手薄な営業エリア、支配できそうな営業エリアに絞ります。
2. 戦略製品の選択
市場をさらに製品・サービス別に分け、成長商品とダメ商品を明確に認識。絞ります。
明確な差別化が実現すれば、顧客から選ばれる会社になります。
提供すべき商品が目に見えないサービスである以上、ブランドイメージや専門性、実績などが差別化要因になります。