ビジネス研究

格安で東京に福岡から行く方法(格安東京出張ガイド・飛行機)「前編」

福岡在住者は、東京に出張に行く機会があるかと思います。

私は現在は、でんホーム一級建築士事務所のお客様相談室・総務という立場です。住宅会社は地域密着ですので、なかなか出張の機会はありません。ただ、これまでの経歴もありますので、これまでは頻繁に、現在はたまに東京出張があるのです。

先日、めったに東京に行ったりしない知人が東京に行くということで、東京出張の相談を受けました。そこで、お伝えした情報は、めったに東京に行かない方には知りたい情報かと思いまして、まとめてみました。

※この内容は、飛行機をベースに格安航空券を活用した場合を想定しています。時間をかけて、長距離バス・深夜バスを活用した場合はのぞいています。バスであれば、もっと安いこともあります。

格安東京出張ガイド

1. 日程を早めに決める
2. 金土祝日を避ける
3. どこに宿泊するかで、金額が決まる
4. ひたすら安く、一番安く東京へ行くプラン
5. おすすめ東京出張プラン(福岡から)

1.日程を早めに決める

航空券、ホテル共に、早めに日程を決めれば決めるほど、金額的には有利になります。
航空会社は、ANA(全日空)、JAL(日本航空)、SFJ(スターフライヤー)SKY(スカイマーク)の四社を利用します。

たとえば、ANA(全日空)の場合、旅割55(55日前に決定)で16000円超、旅割28で18000円超です。
スターフライヤーの場合、限定商品として、STAR LIMITEDが12000円くらいです。

これらの選択肢は、日程が早い段階で決まれば決まるほど、増えます。ただ、直近になればなるほど、選択肢は狭まってしまいます。選択肢が減ると、コストは上がります。

2.金土祝日を避ける

繁忙期と呼ばれるタイミング、つまり、「みんなが旅行したいと思うタイミング」はやはり値段が高いです。
需要が高まっているわけです。価格も上がります。

たとえば、ANA(全日空)の場合、旅割28で水曜日14000円弱なのが、金曜日で16000円強の価格になります。週末は高いですね。

また、格安航空券の場合、そもそも出回っているチケットの数に限りがあります。だから、座席がとれないケースもあります。もちろん、人が多いですから、空港も混んでます。手荷物検査場も混んでます。行列に並ばなければなりません。さらに、飛行機機内も人が多いです。ゴミゴミしているので、避けたいです。

大体、これらを踏襲すると、格安航空券は価格として、往復26500円前後になります。もっと安くすることもできます。シチュエーションによって、価格は変動します。

3.どこに宿泊するかで、金額が決まる

ホテルは大きく4種類に分けられます。
エコノミーホテル、ビジネスホテル、デラックスホテル、超高級ホテルです。

結局、出張コストは「航空券代+宿泊代」です。
航空券代を安くしたら、あとは宿泊代しか努力の余地はありません。

だから、どこに宿泊するかで、トータルの出張コストが決まります。

ホテルの金額は、概ねホテルランクで決まっています。

■超高級ホテル
超高級ホテルが一番高いです。
一泊あたり25000円からそれ以上です。

東京エリアでの超高級ホテルは具体的には、日本橋のマンダリン・オリエンタル東京、東京駅そばのシャングリ・ラ・ホテル東京、フォーシーズンズホテル丸の内東京、有楽町のザ・ペニンシュラ東京、新宿のパークハイアット東京、六本木のリッツカールトン東京などです。有名外資系ホテルです。これらの宿泊代は一泊40000円前後からです。

■デラックスホテル
デラックスホテルは高級ラインのホテルです。
規模の大きなシティホテルを指します。一泊あたり12000円から25000円くらいです。

大理石を多用したつくりが多いです。バブル期に建設が多かったことから、客室数が多く、広い反面、築年数が経っているため、設備が古い傾向にあります。具体的には、ホテルオークラ東京、ホテルニューオータニ、ANAインターコンチネンタルホテル東京などです。

■ビジネスホテル
ビジネスホテルは、出張客・ビジネス客向けのホテルです。
大体、7000円から12000円といったところです。
機能を絞った分、宿泊費は安いです。具体的には、東横インやスーパーホテルなどのビジネスホテルカテゴリーのホテルです。

■エコノミーホテル
最後は、エコノミーホテルです。東京エリアは地価が高く、物価も高いので、なかなか安いホテルはありません。しかし、場所や施設を選ばなければ、色々とあります。価格は一泊あたり7000円以下です。

具体的にはホテル丸忠クラシコがあります。一泊あたり3500円です。東京でこの値段はとても安いです。ただし、トイレ共同、風呂共同(シャワーあり)です。

これは、そのエリアの治安や場所柄があるので、安いです。このエリアは元々、俗に言うドヤ街(日雇い労働者が多く住む街のこと)です。吉原も近いです。そういう関係で安いです。

ただ、現状としては、安さゆえ、外国人バックパッカーや就活生の利用もあったりと、利用しやすい環境になりつつあります。もちろん、街の雰囲気はありますので、お金を選ぶか、利便性や雰囲気を選ぶかはその人次第です。

あとは明日の記事で。