中村文昭さんのプロフィール
三重県の山奥で林業家の息子に生まれ、高校卒業後、単身上京。
一人の事業家と出会い、果物と野菜の行商をスタート。やがて六本木に飲食店をかまえる。
その後、故郷に錦を飾るべく、伊勢で、自分の力でお客様に喜んでもらえるサービスを提供する手づくりのレストラン・ウエディング事業を展開。多くの若者の支持を得て、派手な広告もせずに大繁盛となる。
講演をはじめたのは2000年。
初年度十か所、二年目三十か所、三年目八十か所!すべて口コミで広がっている
本業はレストラン+ブライダル
人口10万人のところで年間60から100、160組くらいのブライダルをこなすそう。集客は口コミのみで、宣伝広告費はゼロにもかかわらず、マックス状態らしい。すごい。
中村文昭さんの講演を聞いて、印象に残ったことをいくつか書いていきたいと思います。
お金の使い方
豪邸拝見のようなテレビ番組があります。
その持ち主は、得たお金を全部、自分のために使っているのです。
それは、完全な自己満足。
稼いだお金は、一部でも他人に使うこと。
人の仕事
人の仕事には、4段階のフェーズがあるそうです。
1. ライスワーク
ライス、つまり、ご飯のためにする仕事。
食べるためにする仕事ということで、生活するためにする仕事のことです。生活費を稼ぐために働くこと。
2.ライクワーク
好きな人のためにする仕事。
食べるため、生活費のためではなく、好きな人のためにする仕事なので、目的意識が高くなっています。
3.ライフワーク
一生涯、続けていく価値のある仕事。
生活費のためでなく、人生においてやり続ける価値のある仕事です。
4.ライトワーク
ライトが何のライトかは忘れてしました。すみません。
ただ、ライトワークがどんな仕事かというと、◯◯さんのようになりたい、と他人から思われるような仕事のことです。
人から目標にされるような仕事。
「人を喜ばせるためにできること」
1.返事は0.2秒→自分を捨てる練習
2.頼まれ事は試され事
3.できない理由を言うな
4.今できることをやれ
他に印象に残ったことをいくつか
サービスと余計なお世話は紙一重。
飲食店は、女を誘うために存在する。
だから、女を誘う男がいなくなったら、飲食店はつぶれる。
家に帰って一言
「あー、疲れた」
これで、子供が夢を見なくなる
仕事をしたくなくなる。
「何のために、会社をつくるのか?」
「何のために、仕事をしているのか?」
根源・本質を追求すること。
夢を見させてくれる人に、人は引きつけられる。
中村文昭さんの著作