でんホーム代表の藤本です。
今回は、最近、ものすごく頭の痛い話についてお話しできればと思っております。
ウッドショック、コロナショック、ウクライナショックの影響
昨今、資材の値上がりが続いています。
皆様もガソリン代や日々の日用品等の値上がり、また、自動車などの納期遅れなど身近に感じ始めていらっしゃる方もいらっしゃるかと思います。
建築資材の値上がりがここにきて甚だしく、皆様にお知らせせねばならず、ご連絡させていただきました。
昨年4月ごろからのウッドショックで、木材の価格はどんどんあがっており、去年1年間で2倍以上となっております。
参考資料:経済産業省のページ
元々、輸入木材で安く施工していたローコスト系の大企業は軒並み国産材に切り替えてきており、そのあおりを弊社のような小さな工務店が受けています。
まだ供給があるだけ弊社ではまだましで、関東の方では手に入らない、上棟できない、、という話もちらほら聞いております。
でんホームの対応
そういうわけで弊社では、去年より建築のご契約時には「合意書」という資材・原材料の値上がりについて、やむを得ない場合については契約金額の値上げもしくは相談させていただく旨の了解を得ております。
(実はこの内容に納得できず、プラン等決定していたのに、最終的には契約されなかったお客様もいらっしゃいます)
そして、実際には、なんとか木材価格の値上げ分は、早め発注や大工の工期短縮、他の資材の入手経路やロス率を減らしたり、各種内容の見直しを図ったり、メーカーの商品を変更したりメーカーそのものを変更したりで対応してきました。
ただ、昨年夏頃から、打合せ等で決定したモノや弊社標準仕様として決定していたものが手に入らないものもでてきております。
この一年なんとか、竹内はじめ、スタッフと一緒に試行錯誤しながら、他商品を探したり、全国の在庫を探し回ったり、弊社の方で金額を吸収する形で、お客様にはなんとかご負担の無いように進めてまいりました。
・・・ですが、今年に入ってからのすべての原材料の値上げに頭を痛めております。。。
木材に始まり、鉄筋、コンクリート、土工事系材料、建材、断熱材、設備の超長納期化、配線、配管、シート類、テープ類、左官材料、住設、照明器具などなど。
そして2月のモイス受注停止問題・・・(なんとか契約済物件のモイスは押さえています。)
そしてここにきて、ロシアのウクライナ侵攻の影響からくる、合板ショック・・・
4月のメーカー値上げラッシュ・・・
今年に入ってから取引業者様から、連日のように「ご挨拶を・・・」とアポがあるのですが、その内容はほぼ「金額改訂・値上げ」です。
今後の方向性
正直もうお手上げとなりました。
打てる手は打ちまくっています。
そこで、大変心苦しいのですが、2022年6月の契約分のお客様より、価格改定を行うとともに、現在ご契約済のお客様にも、それぞれ仕様の変更や価格のご相談をお願いすることになろうかと考えております。
また、土地探しからのお客様は、当初の資金計画が合わなくなってきている可能性大です。
福岡市近郊での土地価格の上昇が止まりません。
最近の土地売買の価格帯を見ますと、正直驚くことが多いです(この場所で、この面積で、この価格、、、)。
体感値では、10年前の資金計画からプラス1,500万円平均上がっております。
ここ1、2年でも、500万円前後上がっている感覚です。
当初2,000万円で土地、建物で2800万税込、、と計画していたようなところが土地で3,000万円、同等の建物では3,500万円となっているような感じです・・・。
一度、お探しの地域での価格を見直しされて、エリアも再検討されることをおすすめします。
また、建物の方も外壁や面積の見直しをされる必要があるかもしれません。
大変ご迷惑をおかけします。
本日は頭の痛い話、皆様にとっては耳の痛い話となり申し訳ございません。
よりよい建物を福岡で提供できるように、引き続き精進してまいります。
藤本香織
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