ロマンテッィクがとまらない。・・・じゃなくて、(古っ!!!)
「玄関ドアが止まらなくなったとき」
あるいは、
「玄関ドアが急にバタンと閉まるようになったとき」
の簡単な対処方法です。
通常、何気なく生活していると気付かないのですが、
私達は、様々な先人の知恵に多大な恩恵を受けています。
今日ご紹介するドアクローザーもそのひとつ。
本当に目立たないのですが、かなり重要な役割を担ってくれています。
ドアクローザーって何?
と思った方。
これです。
見た事ありますかね?
通常、玄関ドアや、ビル内の防火扉などの重めのドアに取り付けられます。
主な役割は、二つ。
・扉を自動的に閉める
・閉める速度を緩やかにする。
その他に、
・風で煽りを受けても動作をゆっくりにし危険回避する
などの役割もあります。
これらによって、
閉める動作を自動的に便利にし、
またドアにまつわる危険を減らしています。
結構な恩恵を受けていますが、普段はあることすら気付かないし、
何のためについているのかわかりませんよね。(建築関係者除く)
今日は、ドアクローザーの取替えの相談を受けたのでついでにまとめておきます。
玄関ドアが止まらなくなったときの対処法
ドアが閉まらない、
ドアが途中でとまらなくなった、
ドアが急にバタンと閉まるようになった、
これらの悩みを持ったとき、専門業者(建築業者)などに頼む人も多いかもしれませんが、
まずは、ドライバーとレンチなど簡単な工具を持って以下試してみてください。
ドアクローザーの調整は、おおまかに言って2種類。
各メーカーのホームページにドアクローザー調整の方法が掲載されています。(メーカーは大概ドアクローザーの本体に刻印してあるか、シールが貼ってあります。)
ドアクローザー本体のボックスの側面、
もしくは上側にいくつかの十字もしくは、マイナスのねじがあります。
それが調整用のねじです。
また、アームの緩み、クローザーの中のストップ調整ネジの緩みの場合もあります。
今回は、
「ドアが途中で止まらなくなった」
というご相談。
現地にて、確認。
メーカーがNHNでしたので、すでに解散しているメーカーでした。
ので、詳しい説明が見つからず。
なので、実地で検証していきます。
これが、本体の調整ネジ。
(ドアが閉まる速度を調整しています。)
3つのネジは、それぞれが、
稼動範囲によるドアの速度です。
ネジは基本的に
時計回りはゆっくりと(重く)
反時計回りは速く(軽く)なります。
いろいろ調整をしたのですが、
結局、アームの調整をモンキーレンチにて閉め解決しました!
アームの中のストップネジの緩みかもしれません。
道具をそろえて後日調整をしたいと思います。
ちなみに、
こちらにかなり詳しい調整方法が掲載されています。
「ドアクローザー協会・よくある質問」
しくみとしては、実は結構複雑です。
商品が古くなると磨耗・劣化します。
適宜交換をお勧めします。
もし、古くなった商品を交換取付される場合は、品番や写真などよりも、
現物持ち込みがいいでしょう。
穴の位置や取り付けできる範囲など現地の確認も必要です。
ちなみに、ドアクローザーの種類は、
ドアの重さにより、1型から6型まで、
形状により、スタンダード型、パラレル型、シールドタイプ、
プラスの機能がついたものなどに分けられます。
簡単なメンテナンス位は、自分でできるようになりたいですね♪
でんホームでは、そのような勉強会なども随時開催していきたいと思います。