- 「リヴアースって聞いたことあるけど、どんな工務店?」
- 「岐阜で注文住宅を検討しているけど、いい住宅会社は?」
- 「リヴアースの評判・口コミ、実際はどうなの?」
この記事ではこんな疑問にお答えします。
リヴアース/livearthとはどういう会社さん?会社概要なども
リヴアース/livearthは岐阜県養老郡養老町にある工務店です。
ビジュアルレベルも、耐震・断熱性能も高い家づくりをされていらっしゃいます。性能の「見える化」をしていたり、注文住宅業界の会合でも講師をされていたりと、全国的にも有名な工務店です。
俗に言う「アーキテクトビルダー」と呼ばれる存在です。とりわけリーダー的な存在な印象です。
※自然素材をふんだんに使った家づくりで、かつデザイン的にも美しい住宅を建築する地場工務店のことを「アーキテクトビルダー」と呼ぶそうです
リヴアース/livearth(岐阜)の会社概要
リヴアース/livearthの会社概要は以下の通りです。
- リヴアース/livearth(株式会社リビングプラザ)
- 代表取締役:大橋利紀
- 住所:〒503-1314 岐阜県養老郡養老町高田483-6
- 電話番号:0584-32-0660
- 資本金:1,000万円
- 創業:1947年04月
- ウェブサイト:https://www.livearth.co.jp/
リヴアース(岐阜)の特徴
リヴアースの特徴は大きく3つに分けることができます。
- 心地よさを「見える化」する
- いつまでも飽きのこないデザイン
- 持続可能な社会づくりのために
各項目の具体的な内容は次の通りです。
心地よさを「見える化」する
まず、リヴアースでは「性能を数字で把握する」ことを大切にされています。
耐震性能を数値化し把握
リヴアースではすべての物件を一棟一棟構造計算し、耐震性を見える化しています。
さらに余力をもって大地震に備えます。具体的には耐震性能を性能表示における最高等級の3より1.3倍の耐震性能を有しています。
細かく申し上げると、以下のようなことを実践しています。
- 「許容応力度計算法」により部材ごとの強度を精緻に算定して耐震性を向上
- 「保有水平均耐力計算法」「限界耐力計算法」の採用により直接的、実際的に大地震時の安全性を確認
- 制震装置の効果を直接評価する設計手法の採用
心地よさを要素別に分析・シュミレーション
心地よさを見える化するために、次のような分析・シミュレーションをおこなっています。
通風シミュレーション
「通風シミュレーション」によって風通しの良さを見える化します。
季節の風向や開口部の位置でどう風が流れるかをシミュレーションし、通風計画を立てていきます。
日射熱シミュレーション
「日射熱シミュレーション」によって、パッシブデザインを実現します。
冬場どのくらい日射があり、熱エネルギーを取得できるのかも、きちんとシミュレーションします。
照度シミュレーション
「照度シミュレーション」によって、開口部や照明の明るさをシミュレーションし、必要な明るさを確保することはもちろん、落ち着く暗さも確保します。
敷地の日射熱取得量シミュレーション
「敷地の日射熱取得量シミュレーション」によって周辺環境から、その敷地が得られる日射量をシミュレーションします。
エネルギー消費量シミュレーション
「エネルギー消費量シミュレーション」によって、気密断熱性能や日射取得量から年間のエネルギー消費をシミュレーションします。
室温(夏、冬)シミュレーション
「室温(夏、冬)シミュレーション」によって、夏や冬にどのような室温が保たれるかを予測します。
心地よさをつくる素材
心地よさは温熱環境だけでは決まりませんよね。
空間を構成する素材の良し悪しも、心地よさを大きく左右しています。
そのため、リヴアースでは次のような尺度で素材を厳選しています。
- 安全であること
- 健康に害を与えないこと
- 製造エネルギーが少ないこと
- 廃棄エネルギーも少ないこと
具体的には、構造材や板張り外壁材として「杉」を。床材として「オーク」の無垢材を。
外壁材として「焼杉」を。
仕上げ材の一つとして「ブラックチェリー」や「タモ」を。椅子の座面に「くるみ」を。
そういう素材選びをしています。
いつまでも飽きのこないデザイン
リヴアースが提案しているのは、永く愛着をもって住まうことのできるデザインの家。派手さよりも日々の暮らしでの使い勝手や、手触り、風合いを大切にしています。
設計へのこだわり
具体的には下記のような「設計のこだわり」で実現しています。
- 家事が楽になる動線
- シンプルな設え
- 風合いのある素材選び
- 手触りの良さ
- そこかしこに居場所のある空間
- 自然と触れ合って暮らす
やらない宣言
リヴアースでは「いつまでも飽きのこないデザイン」を実現するために、7つのやらない宣言をしています。
1.屋根にカラーベストは使用しません
施工が楽で安価なため、カラーベストと呼ばれる屋根材はローコストな住宅ではよく用いられる屋根材です。
リヴアースでは耐久性があり、景観も美しいガルバリウム鋼板を標準的な屋根材としています。
2.外壁にサイディングは使用しません
1つ目のカラーベスト屋根材と同じように、外壁材にも安価な窯業サイディングという素材が存在しています。
窯業系サイディングも製品自体は安価ですが、熱を溜めやすく、パッシブデザインの家には向きません。
また、塗膜が切れると水を吸いやすいため短期間にメンテナンスが必要となります。
そのため、リヴアースではガルバリウム鋼板や板張りなどを推奨しています。
3.新建材を多用した家づくりはいたしません
リヴアースでは施工手間やコストを最優先させた新建材の使用は極力避けています。
手触りがよく、手間をかけて永く使い続けられ、最終的に地球に還すことのできる自然素材を使った家づくりをしています。
4.ビニールシート張りのものを多用した仕上げはいたしません
新建材のなかでもビニールクロスは特にその使用を避けています。
素材施工とも安価なためコストダウンのために多用されますが、製造・使用・廃棄時に問題のある素材は極力使わないようにしています。
5.プランは安易に作成いたしません
リヴアースでは、敷地の読み込み、そしてヒアリングを行ってから、じっくりプランニングを行い、お客さまにとって最適なプランを提案することを心がけています。
そのため、ハウスメーカーのような「たたき台」的なプランはしていません。
6.庭のない家は設計いたしません
庭(植栽)も家づくりに取って欠かせない要素と考えています。
家からの眺めももちろんですが、町に潤いを与え、そこを通る人々がほっとできる空間を用意することは、その町に住まうひとつの作法だと思うのです。また、緑は微気候をつくり出し、四季を通じて快適な暮らせる住空間の手助けをしてくれます。
7.短工期の家はたてません
ハウスメーカーやローコストビルダーの家づくりと違い、リヴアースでは、設計に掛ける時間も含め10ヶ月以上の日数をいただいています。
それは一棟一棟きちんと考えつくるのに必要な時間だと考えています。施工も職人さんたちがていねいに行いますので、あまりに短納期なご要望にはお応えできません。
持続可能な社会づくりのために
リヴアースでは持続可能な社会づくりのために、パッシブに暮らすことをテーマにしています。
パッシブに暮らすために建てるパッシブデザインハウス(Passive-Design House)。
パッシブデザインハウスは「断熱」「日射遮蔽」「通風」「昼光利用」「日射熱利用暖房」の5つの要素を組み込むことで1年を通じ小さなエネルギーで心地よく暮らすことができる住まいです。
パッシブデザインハウスを実現することで、寒い、暑い、風が通らない、暗いといったストレスから解放され、光熱費の負担も小さくなります。ひいては、化石燃料の消費を抑え、持続可能な社会の形成に寄与する暮らしが可能となります。
パッシブデザインハウスの5つの要素をそれぞれ解説します。
断熱
熱の出入りを極力少なくする「断熱」。
この断熱性能を高めることで、建物全体の保温性能を高め、夏涼しく、冬暖かい家を実現します。
日射遮蔽
夏の暑い日差しを室内に入れないためにするのが「日射遮蔽」です。
夏期における快適と省エネを実現させるための基本です。
断熱性能を高めると、夏の室内が少しずつ暑くなっていくという現象が起きるのですが、その問題へのアプローチとして日射遮蔽のデザインをしっかりと考えることが重要です。
通風
特に春や秋といった季節に、通風は心地よさを得るための重要なパッシブ技術となります。
建物の中での風の流れを予測しながら、窓の配置や大きさを考えています。
昼光利用
昼間に照明をつけなくても、過ごすことができるように、自然光によって快適な明るさを実現させます。
基本は「昼間に長く過ごす部屋には2面に窓を設ける」「それ以外の部屋には少なくとも1面に窓を設ける」ということですが、他にも様々な“技”があります。
日射熱利用暖房
冬に日射熱を室内に採り入れることで、暖房として使うという設計技術です。
南面の窓を大きく、冬期に太陽光を室内に採り入れる設計をしています。
持続可能な社会を目指して
リヴアースでは持続可能な社会を目指して、まず、パッシブデザインハウスの設計によって、消費エネルギーを削減し、子や孫、その次の世代が地球に住み続けるための低炭素社会へ向けた取り組みに参加しています。
モデルハウス「暁の家」を体験してみて
さすがにモデルハウスなだけあって色々なところで、こだわっていらっしゃるなと感じました。
例えば外壁もオリジナルなものを制作し、版築といった日本の伝統的方法を使ったり。リヴアースらしさが全面に出つつ、洗練された高級感のある邸宅になっています。
木製サッシもトリプルガラスで厚みのあるものを使い、断熱性能も非常に高いものとなっています。
外構・庭が見どころ
とりわけ凝っているなぁと感じたところは外構です。
なんとこのモデルハウスには滝があります。
滝から流れる水が建物の周囲を流れるようになっており、決して広大な敷地というわけでは無いのですが大変豊かな空間になっています。
他にも大きな石が敷石として置かれてあったり、木々の緑と水と石が組み合わさって非常に豊かなお庭になっています。
リヴアースの坪単価
リヴアースさんの坪単価と言いますか、建築費用ですが、建築実例をご覧いただければお分かりの通り、安くはないです・笑
とは言え、かかっている原価からすると、非常に合理的な価格ゾーンであると感じます。
大手ハウスメーカー(積水ハウス、住友林業、大和ハウスなど)で、大きな家にして色々とオプションを追加していくと、それなりに高額になりますから、それよりはとても質が高く、いい家になろうかと思います。
リヴアースの口コミ・評判
リヴアースさんの評判なのですが、私自身はお会いしておりませんが、でんホーム社長がお客様に実際にお会いしたことがございまして、お話を伺いました。
「建築家に依頼しようかと思っていたところ、岐阜にこんな住宅会社があったんだ、と思って依頼しました」
ということでした。
デザインがしっかりしていて、耐震・断熱性能もしっかりしたパッシブハウスをデザインできる工務店ということで、依頼されておりました。
サンプル数としては少ないですが、お客様はご満足されていらっしゃった様子です。
リヴアースさんの動画リスト
リヴアースさんにご興味ありましたら、動画で情報収集するのもよろしいかと思います。
リヴアース 大橋社長に聞く「おすすめの家づくりの仕様ベスト3」【プロのオススメ3選】
【ルームツアー】奥庇の家
まとめ
リヴアース/livearthさんは大変理知的と申しますか、耐震・温熱・通風などの性能をシミュレーションして検証しており、理論的な設計と言えるかと思います。
また、情緒性においても、デザイン性が高く、大変美しい住宅を建築されていらっしゃいます。
そういうわけで、性能もビジュアルも良く、隙のない家づくりだな、と感じます。
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