でんホーム創業ストーリー

2007年ごろ、創業者である藤本香織は、当時の婚約者に去られ、両親との関係も断絶し、
ひとりぼっちになったことで、自分はいてもいなくても
何の意味も何の価値もない存在なのだと絶望感に包まれていました。

気づけばいつも涙を流しているような日々のなかで、
あるとき、かつて住宅設計の仕事をしていた頃に
お客様にいただいた感謝の手紙を見つけ、読んだのです。

そこで、彼女はやっとそこに自分の存在意義を見いだすことができたのです。

そして、家族の思い出の場である、安全で安心できて
価値のある住まいをつくることを生涯の仕事にすることに決意したのです。

同時に、彼女はそのころに気づいた自分の夢を掲げるようになりました。

それは「明るい未来を創ること」です。

彼女が夢を語るなかで、会ってきた人の多くは共感はするのだけれども、
いざ何かあったかというと、特に何もないという経験ばかりでした。

そういう日々のなかで、一人の賛同者と出会いました。

その賛同者は、竹内正浩という男性でした。

彼は、彼女の想いと夢を聞き、それが本当で、
真剣な気持ちであることを確かめ、賛同してくれたのです。

そうして、二人は互いにひかれ合い、恋に落ち、
生涯を共にすることを誓い、結婚しました。

それが「でんホーム」のはじまりです。

それから、二人は家族にとって、世の中にとって、時代にとって、
真によい住宅をつくるため、色々な人に会い、色々な住宅会社を見て、
色々な場所で、色々な家を見てきました。

それから彼らは、理想を実現させる会社を立ち上げることをはじめました。

森純子(株式会社如水庵 副社長・でんホーム監査役)を含めて
20名の賛同者が集まりました。

そうして、でんホーム株式会社は誕生したのです。